
猫は猫ゆえに猫なのだ。様々な特殊能力を身にまとい、我々人類とはかけ離れた生態を持ちつつも、なぜか人類に好かれてしまう。
そんな猫に関するトリビアがまとめられていたので見ていくことにしよう。猫の生態を知ることでNNN(ネコネコネトワーク)の活動内容も明らかになるのかもしれないし、そうでもないのかもしれない。

セルフグルーミングに1日の30~50%を費やす。毛づくろいには、匂いを消して捕食者から逃れる、暑い時には涼しくする、血行を良くする、全身をコーティングして温かく乾いた状態を保つなどの効果がある。

喉を鳴らしてゴロゴロいうのは嬉しくて満足しているときだけではない。具合が悪かったり、ストレスを感じていたりする場合もある。

ゴロゴロいう理由ははっきりわかっていないが、その周波数(20~150ヘルツ)には骨密度を高め、人間にとってヒーリング効果があるという説がある。

猫がキャットニップ(イヌハッカ)に恍惚となるのは、キャットニップに含まれる有機化合物ネペタラクトンを鼻と口の受容体で感知するため。
だがすべての猫が反応するとは限らない。反応する猫と反応しない猫はほぼ半々で、遺伝的なものだとされている。

Amazonの電子書籍リーダーの名称として知られる「キンドル(kindle)」という英単語には、同じ母猫から生まれた子猫の集団という意味もある。

1988年、イギリスの古美術商ベン・リーは愛猫ブラッキーに約1300万ドル(約14億円)の遺産を残した。ブラッキーは「世界一お金持ちの猫」としてギネスに掲載されている。

最高時速50kmで走ることができる。ロードバイクでも時速25kmだからわりとマジで速い。

世界初のキャットショーは1871年7月、ロンドンのクリスタル・パレスで開催された。約200匹の猫が参加し、20万人の観客を動員したと言われている。
The Boxing Cats (Prof. Welton’s)
世界初とされる猫動画を作ったのは発明王トーマス・エジソンだった。2匹の猫がボクシングをする短い動画「Boxing Cats」で、1894年に撮影された。

毛のない猫スフィンクスの体温は、毛のある猫よりも平均して4度高いという。


カリフォルニアのディズニーランドには約200匹の野良猫が住んでいて、園内のネズミの駆除に役立っているという。すべて避妊去勢手術を施されており、スタッフが面倒を見ている。
アメリカのディズニーランドに住みついた野良猫たちとそのサイドストーリー

ナポレオン、シーザー、チンギス・カン、ヒトラーはいずれも猫嫌いだったとされている。

猫には自分の体高の5倍、体長の6倍のジャンプ力があり、しかもそれを軽々とやってのける。
via:50 Facts About Felines for National Cat Day/ translated & edited by mallika